AWANO夢咲くART FESTIVAL 　 2021年春

概要

AWANO夢咲くART FESTIVALは、地域文化の進展と地域活性化の一助となる活動を企画し表現する場にしました。

　粟野地域は、粟野地区、粕尾地区、永野地区、清洲地区の４地区です。粟野地区の口粟野神社例大祭屋台祭や粕尾地区の国指定重要無形民族文化財である発光路強飯式などそれぞれの地区には違う文化があり、育んできた歴史があります。

２月には、永野地区にロウバイが咲き、３月には粟野地区の江戸彼岸桜、４月は、粕尾地区の菜の花、９月には常楽寺の彼岸花など、季節折々に花が咲き素晴らしい景観を見せています。山野草の可憐な花や清流のある風景、約二千本のツツジが咲き誇る城山公園や清洲地区にある歴史ある医王寺、旧粟野中学校を代表とするレトロな建物などが点在する魅力ある地域です。粟野中学校には、ボランティアの管理の下で、約80本のバラが咲き誇るバラ園があります。

現代的な現役の学校とレトロな廃校の学校の魅力をそれぞれに引き出せるような展覧会を目指しています。第一会場の粟野中学校の二人展は、生徒達と作家が、一緒に鑑賞会を持てる事を念頭に置いています。第二会場の旧粟野中学校の現代アート展は、校舎とそれを取り巻く環境をより生かしてた作品展示を目指しています。また、中学生や高校生など若い表現者の作品を紹介し、ワークショップや音楽会など、作家との触れあいや作品制作の見学や体験をする場を設定しています。

子ども達と地域のサポーターの力を集結した春フェス、秋フェスを粟野中学校を会場に企画しています。地元産の牛肉やタマネギを使ったカレー、産地直送のイチゴミルク、住民自ら作ったピザ釜で焼いたピザなどを提供しています。また、音楽会やダンスなど発表の場を設定したり、マルシェの出展などを行っています。

地元地域住民はもとより、県内外からお越しになる方々へ粟野地域の文化と芸術の魅力を伝えるフィスティバルです。

令和３年（2021年）５月17日(月)〜５月28日(金)

予定内容

○第1会場　　粟野中学校オープンスクール

・二人展　　　　米窪洋介（彫刻）・早崎勝（絵画）

・常設展　　　　これまでの参加作家の作品約50点を展示（校舎内及び校舎外）

・バラ園の鑑賞　約80本のバラの花が咲き誇ります。

・鑑賞授業　　　作家と共に作品の鑑賞会を行います。日時は後日お知らせします。

○第2会場　　旧粟野中学校アートフェスティバル

・現代アート展　藤原京子（彫刻）・小杉国夫（写真）・小杉卓（書）　　　　　花田千絵（彫刻）・薄井隆夫（絵画）

・私たちの道祖神展　道祖神をテーマにワークショップで制作された作品を展示します。大谷石、焼き物、絵画の道祖神。